教員紹介

食・健康科学講座
早見 直美講師

NAOMI HAYAMI

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学 位 博士(学術)
最終学歴 University of Sydney, Master of Philosophy in Education
専門分野 栄養教育・健康教育
研究テーマ

思春期・青年期の食行動と栄養教育方法の研究,ライフステージに応じた栄養教育方法の実践と評価

webサイト https://www.shokuiku-b.com/
Message

未来を担う子どもたちが真に“健康に”毎日を過ごすために必要なことは何でしょうか?

心と体の健康につながる豊かな食生活を自らつくっていけるようになること―はそのひとつです。

日々の小さな食行動の積み重ねにより形成される食生活。 この食行動の小さな違いが,後に大きな違いとなります。

よりよい食行動の積み重ねによりつくられる健康的な食生活習慣は子どもたちにとって,後に大きな財産となるでしょう。

ダイエット行動は近年の思春期の大きな健康課題です。

この時期のダイエット行動は後の摂食障害や肥満といった健康上の問題へとつながる可能性があることから,予防が重要となります。

予防には,自分自身を大切と思える自尊感情(セルフエスティーム)や自身の体型に対してポジティブなイメージ(健全なボディイメージ)を育て,

かつ周囲からの様々な情報をはねのける力(メディアリテラシー・ストレス対処スキルなど)が必要です。 このような力を育てたうえで,

食に関する知識やスキルを重ねていくことで好ましい食生活の実現へとつながります。

思春期や青年期の食に関する問題行動を探り,セルフエスティームやボディイメージなど

多様な視点から包括的にアプローチを用いた好ましい食生活を実現できる力を育てる方法を研究しています。

専門領域に教育学,行動科学,心理学の手法も交えながら,このライフステージにふさわしいイキイキしながら楽しく学べる栄養教育の方法を探っていきましょう。

 

NEWS

★読売新聞(全国版)にて当研究室のBEAMプロジェクトが紹介されました(2020.6.18)★

思春期の子どものやせ願望についての記事において、当研究室の思春期の食育活動、BEAMプロジェクトが掲載されました。

多くの方に知っていただくきっかけのひとつになればと思います!

 

★第5回大阪府健康づくりアワード 地域部門 奨励賞を受賞!!(2020.2.18)★

当研究室でこれまで行ってきたBEAMプロジェクトのうち、東大阪地域活動栄養士会との協働による保護者への啓発・教育活動がこの度表彰されました。さらに充実した活動となるよう頑張っていきます!

 

★若年女性の“シンデレラ体重”に関する取材を受けました★

最近SNSで“シンデレラ体重”が話題になったそうです。

若い女性のやせ願望の要因やなぜシンデレラ体重が危険なのかについてお話ししました。

記事はこちら↓

http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/22/girldiet_a_23367014/

 

★中学校の食育活動を応援!「思春期の食育支援サイト:BEAM食育広場」を開設★

ビーム食育広場では、思春期のお子さんをもつ保護者の方へ向けた家庭での食生活管理に役立つ情報を発信していきます。

中学校での食育の取組や、当研究室が行っているプログラムについての情報も掲載予定です。

みなさんの楽しい、おいしい毎日の食生活をサポートします!

まだすべての内容ができあがっていませんが、今後役立つ情報を随時掲載していきます。

こんな情報が欲しい!こんな風にするともっと見やすい!など、アイデア募集中です。

サイトはこちら↓

https://www.shokuiku-b.com/

Information

【現在の研究プロジェクト】

・思春期のポジティブなボディイメージとその要因に関する研究

・中学校における食健康教育プログラムの実施と評価

・中学生保護者を対象とした食育活動

・食育の幼小中連携モデルの検討

・大学生を対象とした食育活動

・肥満と食行動障害に関する国際比較

・特別支援学校における食育     など 栄養教育に関わる研究をいろいろと・・・

 

【キーワード】

・食育 ・ボディイメージ ・ダイエット行動 ・摂食障害 ・メディアリテラシー ・共食 ・セルフエスティーム ・ライフスキル教育

 

■担当科目/Subjects in charge

食品栄養情報学(2回生前期)

学校栄養教育論(3回生前期)

栄養教育プログラミング論(3回生前期)

栄養教育カウンセリング論(3回生後期)

栄養教育論実習(3回生後期)

総合演習(4回生通年)

QOLプロモーション演習

栄養教育特論/栄養教育特論演習(大学院)

健康栄養教育特論Ⅰ/健康栄養教育特論Ⅱ(大学院)

国際科学コミュニケーション(大学院)

応用生活統計学特論(大学院)

 

■最近の主な著書/Recent Books

・泉北ほっとかない郊外編集委員会(2017)ほっとかない郊外 ~ニュータウンを次世代につなぐ~,大阪公立大学共同出版会,http://www.semboku.info/posts/3133005

・千須和直美(2014)ボディイメージとメディアリテラシー:春木敏編 エッセンシャル栄養教育論[第3版],医歯薬出版

・春木敏,千須和直美 (2012) 第5章 ライフスキル教育の様々な思春期問題への適用(3)メディアリテラシー教育―食生活編・CM作りワークを中心に,第21回 JKYB健康教育ワークショップ報告書,JKYBライフスキル教育研究会, 神戸, pp.136-143

・千須和直美 (2012) 第5章 ライフスキル教育の様々な思春期問題への適用(3)健全なボディイメージの形成―セルフエスティームアプローチ―,第21回 JKYB健康教育ワークショップ報告書,JKYBライフスキル教育研究会, 神戸, pp.144-150

・Kawabata, T., & Chisuwa, N. (2012) Life Skills Education and Teacher Training Workshops in Japan In J. A. O’Dea (ED.), Current Issues and Controversies in School and Community Health, Sport and Physical Education. New York: Nova Science Publishers, pp.105-114

・Chisuwa, N., & O’Dea, J. A. (2011) A Historical Perspective of Body Image and Body Image Concerns among Male and Female Adolescents in Japan In S. B. Greene (Ed.), Body image: Perceptions, Interpretations and Attitudes. New York: Nova Science Publishers, pp.1-26

 

■最近の主な論文/Recent publications

・McCabe M, Tatangelo G, Watson B, Fuller-Tyszkiewicz M, Rodgers RF, Aimé A, Mellor D, Granero-Gallegos A, Strodl E, Caltabiano M, Camacho AS, Castelnuovo G, Coco GL, Grogan S, Probst M, Dion J, Maïano C, Manzoni G, Begin C, Blackburn ME, Pietrabissa G, Markey C, Gullo S, Lirola MJ, Alcaraz-Ibáñez M, Hayami-Chisuwa N, He Q, Ricciardelli L(2019)Development and testing of a model for risk and protective factors for eating disorders and higher weight among emerging adults: A study protocol. Body image 31 139 – 149

坂本 達昭, 細田 耕平, バズビー・トリニティー さくら, 早見 直美(2019)高校生における食事中のスマートフォン等の利用頻度および食事中にスマートフォン等を利用しないルールの遵守状況と家の食事の楽しさとの関連.日本健康教育学会誌 27 ( 3 ) 246 – 255

・久保 美陽, 梶原 礼子, 早見 直美(2018)支援学校に在籍する児童生徒の身体計測値から推定される障がい種別の学校給食エネルギー量の推移と学校給食摂取基準との比較.生活科学研究誌 16 31 – 42

・坂本 達昭, 早見 直美, 細田 耕平(2018)中学生の家の食事の楽しさと保護者の食事中のスマートフォン等の利用および共食頻度の関連.日本健康教育学会誌 26 ( 1 ) 3 – 12

・Chisuwa-Hayami, N., & Haruki, T.(2017) Associations of body-related teasing with weight status, body image, and dieting behavior in male and female Japanese adolescents: A cross-sectional study. Health Promotion Perspectives, 7(2), pp.84-91

・早見直美,坂本結,春木敏 (2017) 中学校保健体育科学習に位置付けた食・健康教育プログラムの評価:食生活・ダイエット行動・ボディイメージへの効果.思春期学,35(2), pp.228-238

・早見(千須和)直美(2015)女子中学生のダイエット行動とメディア利用,やせ理想の内面化,身体不満との関連.生活科学研究誌,14,pp.13-19

・千須和直美,北辺悠希,春木敏(2014)中学生の家庭における共食とボディイメージ,ダイエット行動,セルフエスティームとの関連.栄養学雑誌,72(3),pp.126-136

・Chisuwa, N., Shimai, S., Haruki, T., & Alvarenga, MS.(2013) Development of the Japanese Version of the Disordered Eating Attitude Scale (DEAS)-Validity and Reliability among Female University Students, School Health, 9, pp.14-22 http://www.shobix.co.jp/sh/tempfiles/journal/2013/061.pdf

・千須和直美(2013)メディアリテラシーと適正なボディイメージの形成.保健の科学, 55(5), pp.308-312

・千須和直美,島井哲志(2013)男子柔道選手の減量行動とボディイメージの関連.生活科学研究誌,12,pp.1-7

・新宅賀洋,千須和直美,小橋麻衣,田中都子,木村美佳,春木敏(2013)地域レストランを活用した食生活支援プログラム―高齢者の主観的幸福感の形成―,栄養学雑誌,71(3),pp.145-154

・Kuratate, N., Itoya, H., Yamagata, J., Kayano, T., Ikeda, M., Chisuwa, N., Fukui, M. & Ueda, Y.(2013)Effect of “Visuaraization” of Gas Consumption on Student’s Awareness about Energy Conservation during Food Service Training, 日本エネルギー学会誌,92(8),pp.695-701

・Chisuwa, N., & O’Dea, J. A. (2010) Body image and eating disorders amongst Japanese adolescents. A review of the literature. Appetite, 54(1), pp. 5-15.   

 

■学会活動/Membership in Academic Societies

Society for Nutrition Education and Behavior

日本学校保健学会・近畿学校保健学会(評議員)

日本栄養改善学会(評議員)

日本健康教育学会

日本栄養食糧学会

日本公衆衛生学会

日本思春期学会

日本食育学会

日本栄養学教育学会

JKYBライフスキル教育研究会・同近畿支部(運営委員)

 

■社会貢献/Social contributions

【委員等】

・2019年度 農林水産省 令和元年度食育活動の全国展開委託事業(食育に関する課題検討及び 事例収集) 委員およびWG委員

・2017年度 消費者庁「栄養成分表示等の活用に向けた消費者教育」プロジェクト委員

・2011-2012年度 公益財団法人日本学校保健会「メディアリテラシーと子どもの健康調査委員会」委員   

【思春期の食育やメディアリテラシーに関する各種講演・研修】

・中学生の体づくりに必要な食事~強い心と体を作る食事~,東大阪市立中学校保健体育研究会,2017.5.30

・健やかな心と身体を育む食育実践~幼保小中、つながる、つなげる食育~,平成29年度栄養教諭・学校栄養職員研修会/平成29年度健康教育研修会,2017.7.24

・思春期食教育プログラムの実践:自分を好きになる食育,平成29年度大阪府立支援学校栄養教諭研究会,2017.11.14,大阪赤十字会館

・ライフスキルを育む食育実践,平成29年度出雲市保健主事研修会,2017.12.6

・中学校での思春期食育プログラムの実践:自分を好きになる食育,平成29年度兵庫県学校栄養士協議会阪神ブロック研修会,2018.3.12

・メディアの影響とボディイメージ-子どもの健康への新たなアプローチ-.第52回 高砂市学校保健大会.高砂市教育委員会.(2012.11.8)

・メディアと食の関係-思春期の食行動-.島根県食育推進研修,島根県教育庁保健体育課(2012.09.19-20,出雲・松江)

・健康な心と体のために必要なこと-食から考えるメディアの影響-.こころと身体の講演会,茨城県鹿嶋市高松中学校(2012.07.10,鹿島)

・メディアがボディイメージへ及ぼす影響.メディアリテラシーと子どもの健康調査研究研修会.財団法人日本学校保健会(2011.07.27,伊丹)   

 

■受賞/Awards

2014年 日本学校保健学会奨励賞

2016年 日本学校保健学会学術大会 発表賞

2017年 地域連携発表会 所長賞(当研究室修了 北口真穂)

2018年 栄養改善学会近畿支部 学術大会 若手研究者奨励賞(当研究室修了 北口真穂)

2019年 日本健康教育学会学術大会 学会賞(若手部門)(当研究室修了 北口真穂)

2020年 大阪府健康づくりアワード 地域部門奨励賞