教員紹介

食・健康科学講座
和田 崇之教授

Takayuki Wada

先生へメッセージを送る

学 位 博士(医学)
最終学歴 京都大学大学院理学研究科(前期)
専門分野 分子疫学、微生物学、感染症学
研究テーマ

さまざまな微生物が増え、広がり、定着していくプロセスを遺伝子レベルで捉え、そこから得られた知見を科学と社会、人間生活にフィードバックさせていきます。

 

1. 分子疫学、地域公衆衛生
病原体の遺伝多型およびゲノム比較分析に基づいて、病原体の伝搬経路追跡に関する調査・疫学研究、地域特異性に関する遺伝学的解析を行う。分析対象は分離菌株のみならず、臨床検体、野生動物、食品、環境試料など幅広く設定し、現代社会における病原微生物の拡がりと定着に至る経緯を究明する。

 

2. 野生動物、飼育動物における病原性/常在性微生物の適応進化
病原性を生存戦略の一つとして捉え、病原性微生物・常在性微生物の宿主適応に伴う変遷(伝搬経路の変化や免疫回避、宿主定着など)を追う。具体的には、抗酸菌(結核菌群など)の分子進化、腸管接着性大腸菌の接着因子の多様性などを対象とする。

 

3. 発酵微生物の遺伝的多様性と環境集積

発酵食品が生産される時、そこには人為的に増幅した発酵微生物が集積する。その遺伝的多様性は地域的な気候、環境、人間による選択(嗜好性や技術的特性など)によって拡大し、定着していく。地域で利用されている発酵微生物を分離し、ゲノムレベルで比較、分析することにより、そのルーツや文化的・社会的背景を探る。

webサイト https://www.twada-lab.com/
Message

小難しいことを楽しくやっています。いろんな着想を各々の興味で広げていきましょう。