教員紹介

総合福祉・心理臨床科学講座
中井 孝章教授

TAKAAKI NAKAI

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学 位 学術博士
最終学歴 筑波大学第二学群人間学類卒業→筑波大学大学院博士課程(5年一貫)教育学研究科満期退学
専門分野 教育臨床学
研究テーマ

教育臨床学,進化人間行動学、精神病理学(理論研究)

webサイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%95%E5%AD%9D%E7%AB%A0
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☆『現代日本執筆者大事典 第5期』(2003年~2015年の12年間の雑誌・図書等470万件から5.000人の執筆者を人選して掲載する事典)に選出されました。

■研究のマニフェスト/Research manifest

【頭足類身体の研究】(世界・他者了解の全般にわたる捉え方/3歳未満のホモデメンスを「生きられる/生きられない」かによって人間・研究者を2つのタイプに分けることができる) ※『頭足類身体原論』(2018年12月刊)

:H.ワロンの人格論に準じて、〈3歳未満/3歳以上〉を人間発達の大分水嶺として捉え、3歳未満の「頭足類身体=無人(no-body)」(=身体所有感のない乳幼児)にこそ、動物には見られない人間らしさ(人間の神秘性)が宿っているという事実を知ること(できれば、生きられること)が、いかにありきたりの(=日常の、凡庸な)世界・他者理解を根本的に変容させてしまうかについて研究を進めている(拙著5・『頭足類画の深層』参照)。私にとってこれ以上の、もしくは、これ以外の研究はないと確信している。また、「身体の自己所有化=個体確立(3歳)」以後の人間に起こる様々な精神疾患(特に,否認妄想系)を頭足類身体特有の自他未分化状態への回帰と捉え,人間学的に解明することも不可欠である。ただ、こうした精神疾患でなくても、私たちの誰もが夢中になって遊んだり、  無我夢中に対象への融即・没入をしたり、神秘体験をしたりするなど、頭足類身体を生きている(そのことを知らないだけだ)。特に、「見るわたし」-「見られる私」という、2つの自己に離隔する解離現象のベースに、この頭足類身体が実在していると考えられる(頭足類身体をベースとする解離研究の要請)。 こう した初期の 個体だけでなく、人類初期の原始思考、原始アート、原始信仰(アニミズム・トーテミズム・シャマニズム等々)に関心を持つことも必要だ。頭足類身体の立場に立つ研究者は、次の通りである。H.フッサールの現象学、C.L.ドジソン(R.キャロル)の「不思議の国のアリス」&「鏡の国のアリス」、龍樹(ナーガルジュナ)の縁起、山内得立のレンマ、エレアのパルメニデス(※アリストテレスの論理学=西洋論理は、凡庸)、埴谷雄高『死霊』(自同律の不快)、夢野久作『ドグラマグラ』、竹内敏晴、鳥山敏子の「~になる」、S.ベケットのアレフ(箱になった男)、J.F.I.L.ボルヘスの球体、G.ドゥルーズの「器官なき身体」(A.アルトー)と 「動物になる」、R.D.レインの統合失調症患者、中世の狂気の画家・H.ボッシュ(ボス)の「失楽園」、木村敏の精神病理学、J.ラカンの現実界、D.アンジュー らの皮膚論研究者、最近では、最果タヒの美しい詩集、C.フォスター『動物になって生きてみた』、アニメ映画〈打上花火、下から見るか、横から見るか〉の球体世界等々。枚挙にいとまがないほどである。少なくとも、ワロンを基準とする「頭足類身体」を知悉するか否かで、あらゆる世界理解の見え方・捉え方の質がまったく異なるということである(※そのことを知悉していない研究者は、業績だけを残すために研究するが、知悉した研究者は作品の制作と鑑賞だけを楽しむ)。 
  こうした意味において、ワロンの発達理論は、世界・他者を十全に理解するための転回点なのである。さらに、頭足類身体の研究は、「子ども時代」をトラウマの震源にし、闇(ブラックなもの)へ貶めてきた精神分析や,「大人の自己中心化」によって「子ども=小さな大人(大人の相似形)」と捉える凡庸な発達心理学者 (心理学者)等々から,「子ども」・「子ども期」を取り戻すことを目指している(日々、闘っている)。子ども研究や発達研究、否、十全な世界・他者理解にとって、 精神分析や凡庸な発達概念こそ、ディストラクトすべきものなのである。繰り返し強調しよう。人間が人間らしいのは、3歳未満の頭足類身体だけである、 と(3歳以後は、永劫回帰の世界)。

■研究テーマ/Research thema

①【ドイツ系人間科学・教育学・精神病理学】

 (※ドイツ系の学問はK.ヤスパースやH.ロムバッハに代表されるように、同一研究者が3つの学問分野を研究する場合が少なくない)

 :特に、K.ヤスパースからN.ガミーへと至る精神病理学、すなわち「メソード・ベイスド精神医学」の研究およびこれと同型的な人間科学の方法の研究
 :バイオ・サイコ・ソーシャル折衷主義批判(実際は、精神分析批判)および多元主義(方法に基づく精神医学・人間科学)の構築
②【精神疾患を通して歪んだ 〈自己〉を生み出す脳・心を解明する】
 :解離症・離人症・コタール症候群・カプグラ症候群・憑依(抗NMDA受容体自己免疫性脳炎)などを神経科学をベースに,認識論的-存在論的に解明する
③【脱感作系セラピーの理論的解明(EMDR,PE,CBT)】
 :分子脳科学に基づく「記憶/トラウマ記憶」の解明と消去学習(脱感作)の基礎研究 *共同研究
④【進化人間行動学(進化生物学・進化心理学・進化医学)に基づく病気(特に,心の病)の解明】
 :うつ病,ASD・PTSD,低体重出生児など/脳・心の二重過程論の展開と応用
⑤【心理療法のディストラクションと当事者の心理療法の構築(因果律批判と理由律の要請)】
 :アドラー心理学と応用行動分析学をベースとする思考指導論の構築
⑥【解離する主体とファンタズム空間(IF)の研究】
 :「解離≠防衛機制」という立場からの解離研究(A Study of Dissociation and the Phenomena of Pathological Dossociation)
⑦【ファントム空間論(安永浩)の再評価とその応用】
⑧【学校教育の基礎研究】
 :第三者の審級研究:子どもの精神発達と教育的コミュニケーションに関する教育方法学的研究

⑨【フランクフルト学派を中心とする新旧左翼ならびにリベラリズム批判】
⑩【科学的食育/伝統的食育の比較研究(糖質制限の是非など)】
⑪【〈君の名は。〉と折口信夫研究】
⑫【子ども学(A Study of Philosophy and Science of Children)】
⑬【サブ研究】
 ・インタージェネレーション全般
 ・睡眠と睡眠儀式(行動分析学による制御)
 ・ヴィトゲンシュタインを通したアスペルガー症候群の認知スタイルの研究
 ・光トポグラフィー検査の妥当性(観察・実験重視)
 ・質的研究批判(特に、TEM・GT批判)

■担当科目/Subjects in charge ※主要な科目のみ(共担は除く) 

(大学院)【総合福祉科学分野】
 教育臨床学特論Ⅰa,b(単)
 教育臨床学特論Ⅱa,b(単)

(学部)【人間福祉学分野】
 教育臨床学Ⅰ(単)*学校と心理臨床
 教育臨床学Ⅱ(単)*方法に基づく精神医学と人間科学(トラウマ・解離・うつ病など)
 教育方法学(単)*身体と言葉の教育
 子ども学(単)*子どもの生活科学
(指導学生・院生)*在籍者数(学部学生は3~4回生総数)

 年度   学部学生/院生(M)/院生(D)
2018年度    3名     0名   1名
2017年度    5名     2名   1名
2016年度    8名     2名   1名
2015年度   11名     1名   0名
2014年度   14名     2名   0名 ※学位申請者1名
2013年度   11名     2名   2名 ※学位申請者1名
2012年度      9名     2名   6名
2011年度   10名   2名   7名
2010年度   11名   5名   7名
2009年度   18名   7名   9名
2008年度   20名   5名   9名
2007年度   28名   6名   8名
2006年度   18名   2名   4名

■最近の主な著書/Recent Books ○2003~2018年(※1を除く)
 ≪単著≫
 1. 『生活世界の教育理論のために―実践知の探究―』フレーベル館,pp.1-381(1989)
 2. 『学校知のメタフィジックス―子どもの精神発達と教育的コミュニケーション―』三省堂,pp.1-333(’03)
 3. 『学校教育の時間論的転回』渓水社,pp.1-253(’04)
 4. 『学校教育の認識論的転回』渓水社,pp.1-285(’04)
 5. 『頭足類画の深層/描くことの復権』三学出版,pp.1-127(’04)
 6. 『言葉遊びの教育記号論』三学出版,pp.1-101(’04)
 7. 『「学校知」変革の戦略』日教研(※日本教育研究センター),pp.1-332(’04)
 8. 『「子ども」の誕生と消滅』日教研,pp.1-170(’04)
 9. 『学校言説の語り方』日教研,pp.1-181(’05)
10.『食育が子どもを救う―知識から知恵へ―』大阪公立大学共同出版会,pp.1-82(’05)
11.『学校教育の言語論的転回』西田書店,pp.1-249(’05)
12.『学校教育のメタフィジックス』日教研,pp.1-1288(’06)
13.『物語論的転回―教育臨床学研究序説1―』日教研,pp.1-150(’06)
14.『環境管理社会の子どもたち―規律型権力からの転回―』日教研,pp.1-148(’07)
15.『テレビを絵本に代えて』三学出版,pp.1-99(’07)
16.『存在論的転回/Phänomenologie des Ereignis』日教研,pp.1-198(’07)
17.『子どもたちの食育原論』日教研,pp.1-95(’07)
18.『〈連〉のナラティヴ―〈他者〉と出会う技法―』三学出版,pp.1-101(’08)
19.『ヴィトゲンシュタインの子どもたち/明滅する「理想社会」』日教研,pp.1-77+pp.1-32(’08)
20.『学校身体の管理技術―規律訓練から環境管理へ―』春風社,pp.1-213(’08)
21.『子ども学入門』日教研,pp.1-245(’08)
22.『規範形成論の射程』日教研,pp.1-131(’08)
23.『揺曳する身体とアート』日教研,pp.1-116(’08)
24.『〈登校/不登校〉の分水嶺』日教研,pp.1-158(’08)
25.『鬼ごっこのリアル』三学出版,pp1-98(’09)
26.『笑いのリアル』日教研,pp.1-82(’09)
27.『システム論的転回―教育臨床学研究序説2―』日教研,pp.1-205(’09)
28.『〈自分らしさ〉からの転回―教育臨床学研究序説3―』日教研,pp.1-268(’09)
29. 『子どもの居場所と多世代交流空間』【「共生ケア」シリーズ2】,大阪公立大学共同出版会,pp.1-71(’09)
30.『ケア学の転回―教育臨床学研究序説4―』日教研,pp.1-244(’09)
31.『教育臨床学のポストモダン』日教研,pp.1-144(’10)
32.『子どもの生活科学』地研,pp.1-199(’10)
33.『リスク社会における子どもの安全・安心』日教研,pp.1-108(’10)
34.『養育の空間論的転回』日教研,pp.1-158(’11)
35.『承認論序説』日教研,pp.1-123(’11)
36.『睡眠と子育て』日教研,pp.1-92(’11)
37.『Essays on grandmother and child』NERP,pp.1-74(’11)
38.『インタージェネレーションとグランドマザーリング』大阪公立大学共同出版会,pp.1-224(’12)
39.『多声体教育学の構築』日教研,pp.1-102(’12)
40. 『配慮(ケア)論』大阪公立大学共同出版会,pp.1-299(’12)
41. 『忘却の現象学』三学出版, pp.1-99(’12)
42.『ケア3・0』日教研,pp.1-141(’12)
43.『認知論的転回』日教研,pp.1-105(’12)
44.『ポストモダンセラピーの周縁』日教研,pp.1-108(’12)
45.『イメージスキーマ・アーキテクチャー―初期発達の認知意味論―』三学出版,pp.1-94(’13)
46.『子ども・この異能なるもの』日教研,pp.1-90(’13)
47.『W環境制御社会の到来』日教研,pp.1-108(’13)
48.『教育関係×メタ・コミュニケーション』日教研,pp.1-88(’13)
49.『グランドマザリングの進化心理学』日教研,pp.1-107(’13)
50.『空間論的転回序説』大阪公立大学共同出版会, pp.1-143(’14)
51.『教育臨床学のシステム論的転回』大阪公立大学共同出版会,pp.1-146(’14)
52.『無意識3.0』三学出版,pp.1-93(’14)
53.『分人主義宣言』日教研,pp.1-97(’14)
54.『ADHDは実在するか』オーエム,pp.1-130(’14)
55. 『病因論の呪縛を超えて─アドラー心理学と行動分析学を繋ぐ─』日教研,pp.1-83(’14)
56. 『行動分析学ノート』オーエム,pp.1-64(’14)
57. 『学校機械論─ハードウェアからの学校改革─』日教研,pp.1-95(’15)
58.『[心の言葉]使用禁止!─アドラー心理学と行動分析学に学ぶ─』三学出版,pp.1-102(’15)
59.『精神分析の呪縛を解く─深層・内面から表層・表面へ─』日教研,pp.1-134(’15)
60. 『授業者は昆虫型ロボットGenghisの夢を見たか─「高次脳/低次脳」フレームワーク─』日教研,pp.1-101(’15)
61.『観念論者はレーニンの夢を見たか─実在論の擁護─』日教研,pp.1-89(’15)
62. 『賢治の読者は山猫を見たか─解離コードでみるもうひとつの世界─』日教研,pp.1-109(’16)
63. 『驚きの音風景』日教研,pp.1-103(’16)
64. 『〈生きられる〉通過儀礼』日教研,pp.1-128(’16)
65.『カウンセラーは動物実験の夢を見たか─トラウマの実在論的記憶論─』大阪公立大学共同出版会,pp.1-92(’16)
66.『驚きの因果律あるいは心理療法のディストラクション』大阪公立大学共同出版会,pp.1-178(’17)
67. 『ミニマリストの心理療法』日教研, pp.1-106(’17) *上記66の続編
68.『子どもの生活科学』電子書籍版(底本・地研),honto,pp.1-199(’17)
69.『露呈としての学校 表象としての学校』日教研,pp.1-127(’17)
70.『驚きの存在論 Ereignis(エルアイクニス)』日教研,pp.1-100(’17)
71.『防衛機制を解除して解離を語れ』大阪公立大学共同出版会,pp.1-104(’17)
72.『速い思考/遅い思考─脳・心の二重過程理論の展開─』日教研,pp.1-110(’17)
73.『道徳2.0─高次の功利主義戦略に向けて─』日教研,pp.1-106(’17)
74.『インタージェネレーション・ベースド・アロマザリング』オーエム,pp.1-214(’17)
75.『心の理由律と当事者の心理療法』日教研,pp.1-130(’17)
76.『反省するな,俯瞰せよ─メタ認知の形而上学─』日教研,pp.1-98(’17)
77. 『脱感作系セラピー』【脳・心のサイエンス1】日教研,pp.1-95(’18)
78.『離人症とファントム空間』【脳・心のサイエンス2】日教研,pp.1-84(’18)
79.『ケア論Ⅰ マザリング/アロマザリング』日教研,pp.1-105(’18)
80.『ケア論Ⅱ ケア/キュア』日教研,pp.1-100(’18)
81.『ケアとしてのマザリング/アロマザリング』オーエム,pp.1-208(’18)
82.『因果律と心理療法』デザインエッグ社,pp.1-122(’18)
83.『頭足類身体原論』大阪公立大学共同出版会,pp.1-77(’18) *頭足類身体シリーズ0

84. 『認知行動療法からの転回─素朴心理療法の構築─』日教研,pp.1-187(’19)
85.『因果律の推察と臨在感への呪縛:“もうひとつの因果律”の正体』(執筆済)

86.『頭足類身体×新実在論:人間,タコ,ガブリエル』[頭足類身体シリーズ1](執筆中)

87.『頭足類身体の文学と数学:エレア派との対話』[頭足類身体シリーズ2](予定)

88.『生活習慣2.0:人間進化とゲノム制御』(予定)

刊行予定 (続刊・予定)

○『学校知のリフレーミング』 

○『方法に基づく精神医学と人間科学:バイオ・サイコ・ソーシャル折衷主義批判』
○『代謝論序説:物質代謝と情報代謝』
○『シニフィアンの教育記号論』
○『皮膚論:身体心理学に学ぶ』

○『〈人形〉の精神病理学』

≪共著≫
1. 『カウンセラーは学校を救えるか―「心理主義化する学校」の病理と変革―』(吉田武男氏との共著),昭和堂,pp.169-292(’03)
2. 『子どもを育む住まい方』(小伊藤亜希子氏との共著),大阪公立大学共同出版会,pp.1-57(’06)
3. 『子どもを育む暮らし方』(小伊藤亜希子氏との共著),大阪公立大学共同出版会,pp.1-78(’10)
4. 『ぬいぐるみ遊び研究の分水嶺:自我発達と精神病理』(堀本真以氏との共著),pp.1-128(’16)

≪編著≫
1. 『子どもたちの生活世界』日教研,pp.1-214(’05)
2. 『大都市圏の子どもたち』日教研,pp.1-234(’06)
3. 『街づくりと多世代交流』【「共生ケア」シリーズ1】,大阪公立大学共同出版会,pp.1-72(’08)
4. 『病いと障害の語り―臨床現場からの語りの生成論―』(清水由香氏との共編),地研,pp.1-233(’08)
5. 『多胎児支援の現在:祖父母力と多胎児サークルの力』【「共生ケア」シリーズ3】(共同執筆者:鹿島京子氏と三好彩加氏),大阪公立大学共同出版会,pp.1-106(’13)
6. 『世代間交流の展開』【「共生ケア」シリーズ4】(共同執筆者:福島カヤ子氏・大西田鶴子氏),大阪公立大学共同出版会、pp.1-69(’13)

≪分担執筆(単独)≫
  1. 『教育関係論の現在』,高橋勝・広瀬俊雄編著,川島書店,pp.159-192(’04)
  2.『現代教育キーワード137』,高橋勝,他編著,時事通信社(’07)
  3.『子どもの「社会的自立」の基礎を培う』,山口満編,教育開発研究所,pp.64-67(’07)
  4.『学校におけるプロジェクトマネジメント』,葉養正明編,教育開発研究所,pp.140-143(’07)
  5.『市町村合併と地域社会の再編方向・活性化』目瀬守男・富樫穎編著、明文書房、pp.264-276(’07)
  6.「子どもを取り巻く環境」,山縣文治編著『子どものメンタル・ヘルスケア』ぎょうせい,pp.3-31(’08)
  7. 『現代教育キーワード137(新版)』,高橋勝,他編著,時事通信社(’09)
  8.『特別活動と人間形成(新版)』,山口満・安井一郎編,学文社,pp.208-218(’10) *「学校時間からみた特別活動の意義」執筆
  9.『カリキュラム開発の促進条件に関する研究』,新井郁男編著,教育開発研究所,pp.27-39(’12)
10.『教育方法学研究ハンドブック』,日本教育方法学会編,学文社,pp.418-421(’14)

 

■最近の主な論文/Recent publications ○2003年~(これ以前は多いため,省略)

  1.「わざからみた基礎学力再生の方途」,日本家庭教育学会『家庭フォーラム』第12号,pp.8-13(’03).

  2.「学校変革の思考モデルに関する教育学的研究―不登校問題の解法を手がかりにして―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第2巻,pp.189-208(’04).

  3.「テレビの進化と現在の子どもの発達課題―生活科学的アプローチ―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第3巻,pp.133-151(’05).

  4.「サイコバブル社会における『ことば教育』の必要性」,日本社会臨床学会『社会臨床雑誌』第13巻第1号,pp.31-39(’05).

  5.「写真投影法調査にみる大都市圏の子どもの生活実態」,関西教育学会『関西教育学会年報』30号,pp.101-105(’06).

  6.「学校音楽の時間-空間論的転回―サウンド・エデュケーションに向けて―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第4巻,pp.255-280(’07).

  7.「『食卓の絵』を通してみる現代の子どもの家族関係―心理主義化された家族関係を超えて―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第5巻,pp.189-211(’07).
  8.「テリトリー形成能力からみた子どもの居場所―質的空間学研究の試み―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第5巻,pp.213-241(’07).
  9.「子どもの自己承認欲求と親からの期待と承認の関連性―ポストヒューマニズムの立場からの子ども研究―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第6巻,pp.113-137(’08).
10.「儀礼としての教師-児童生徒関係と子どもの発達可能性」,教育と医学の会編『教育と医学』第57巻1号,慶應義塾大学出版会,pp.11-19(’08)

11.「『心理主義化する社会』の終焉に向けてのプロローグ」,日本社会臨床学会編『社会臨床雑誌』第16巻2号,pp.131-137(’09)

12.「病いの身体とナラティヴ―医療人類学の射程―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第7巻,pp.103-128(’09)

13.「多世代交流による共生ケアの創造―少子高齢化社会の対策として―」,関西教育学会編『関西教育学会年報』第32号,pp.115-119(’09)

14. 「『空間的思考』の立場からみた子どもの居場所と多世代交流空間の創出」日本教育方法学会編『第13回研究集会報告書』,pp.4-15(’09)

15.「心理主義化と薬物療法の現在を考える―第17回日本社会臨床学会総会シンポジュウムⅠ―」日本社会臨床学会編『社会臨床雑誌』第17巻2号,pp.2-33

’09)

16.「『心理主義化』社会の終焉/『環境・脳制御主義』社会の黎明」―」,『大阪市立大学生活科学研究誌』第8巻,pp.101-124(’10)

17. 「子どもの生活現実と生活世界の再編・構築」,日本教育方法学会編『教育方法39 子どもの生活現実にとりくむ教育方法』図書文化,pp.26-38(’10)

18.中井孝章「内面管理型セラピーの衰退/遠隔管理型セラピーの黎明」,日本社会臨床学会編『社会臨床雑誌』(現代書館),pp.117-121(’10)

19.中井孝章「日本人の宗教感覚と宗教教育の可能性―『沈黙の宗教』としての儒教―」,大阪市立大学大学院生活科学研究科附属児童・家族相談所紀要,第25号,pp.1-17(’10)

20.Takaaki Nakai,Children’s Safety and Security in a Risk-laden Society,Proceedings of Japan-Korea International Academic symposium:TheRole of Human Life Science for Healthy, Sustainable, and Anxiety-Free Society,Osaka City University, 35-39(’10)

21.中井孝章「Children’s Safety and Security in a Risk-laden Society」,大阪市立大学大学院生活科学研究科附属『児童・家族相談所紀要』,第25号,pp.1-8(’11)

22.中井孝章「高齢者介護と多世代交流・共生」,後藤・安田記念東京都市研究所編『都市問題』,103巻,pp.82-88(’12) 23.中井孝章「世代間交流(インタージェネレーション)の空間論的転回―ハードウェアからの改革論―」,関西教育学会編『関西教育学会年報』,第37号,pp.11-15(’13)

24.中井孝章「飢餓と飽食の進化人間行動学的考察─文明的問題としての「低出生体重児」増加現象─」,大阪市立大学大学院生活科学研究科附属児童・家族相談所紀要,第29号(終刊号),pp.1-16(’14)

 

■学会活動/Membership in Academic Societies

     日本教育学会/日本教育方法学/日本臨床心理学会/日本社会臨床学会/関西教育学会

〈科研費〉(研究代表のみ表示)
①「基盤研究(B)」:大都市圏に暮らす子どもの生活問題と生活改善のあり方に関する総合的研究
②「基盤研究(B)」:幼老統合ケアに基づく世代間交流プログラムの開発と実践に関する総合的研究
③「基盤研究(B)」:世代間交流に基づく小規模コミュニティの形成に関する総合的研究
④「挑戦的萌芽研究」:乳幼児の生活リズムと睡眠習慣と親の養育態勢の関係に関する総合的研究
⑤「基盤研究(C):幼老統合ケアを活用したアロマザリング育児に関する生活科学的研究[展開中]

〈その他,大型競争研究費〉
①「大阪市立大学・都市問題研究」研究代表など

〈科研費関連委員〉
・審査/評価第二部会(総合領域・複合新領域)2回
・審査/奨励研究、他 ・審査/博士課程教育リーディングプログラム 2回
・審査/特別研究員等審査会専門委員
・審査/卓越研究員候補者選考委員会
・審査/国際事業委員会書面審査委員・書面評価委員など