教育研究活動

教育研究活動

研究での地域との関わりについて ~活動事例の紹介~

地域貢献プロジェクト:「泉北ほっとけないネットワーク」プロジェクト
~地域の「空き」を共有し、コミュニティサービスを展開する~

 45年前に開発された泉北ニュータウンが急速な高齢化とともに、人口の減少と空き家・空き店舗の増加が進行し、地域再生ための仕組づくりが強く求められている。その複合的な地域課題に対して、2010年9月、槙塚台地区(人口約7000人、高齢化率約30%)において住民・NPO・大学・行政が相互連携する「泉北ほっとけないネットワーク推進協議会」を組織し、空き住戸と空き店舗を福祉サービス拠点に転用し、高齢者・障害者・子どもを含む住民を包括支援するための安心居住・食健康のコミュニティサービスを提供する「泉北ほっとけないネットワーク」プロジェクトを展開している。
 具体的には、国土交通省、大阪府、堺市などの支援(注)をうけながら、住民・NPO・大学・行政が相互連携する組織「泉北ほっとけないネットワーク推進協議会」を組織し、空き住戸と空き店舗を福祉サービス拠点に転用し、高齢者・障害者・子どもを含む地域住民生活を包括的支援するための安心居住・食健康のコミュニティサービスを提供している。拠点として、地域レストラン(近隣C.空き店舗、2店舗・計230㎡)、まちの交流サロン(近隣C.空き店舗、1店舗・58㎡)、生活支援住宅(府営住宅空き住戸、7住戸・計300㎡)、シェアハウス(戸建住宅、1住戸・134㎡)を整備し、見守りをかねた配食サービス、昼食、居酒屋の提供、各種サークル支援、食健康相談、健康リハビリ支援などのコミュニティサービスを展開している。これらの活動は、従来の行政や事業者主体の事業でなく、地域住民・NPO主体のコミュニティ事業を大学がコーディネイトすることで、各種のモデル事業指定を受けながら、制度に縛られない地域分散型のコミュニティサービス事業を実践したことは、今後のニュータウン再生のモデルになっている。
 注)国土交通省高齢者等居住安定化推進事業、堺市地域共生ステーション推進モデル事業、新しい公共の場づくりのためのモデル事業などのモデル事業指定を受けている。

大阪市立大学メンバー

森一彦(大阪市立大学教授)
小伊藤亜希子(大阪市立大学教授)
小池志保子(大阪市立大学准教授)
生田英輔(大阪市立大学講師)
木村吉成(大阪市立大学非常勤講師、木村松本建築設計事務所所長)
白須寛規(大阪市立大学非常勤講師、DesignSU所長)
春木敏(大阪市立大学特任教授)
早見直美(大阪市立大学講師)