生活科学研究科

居住環境学講座

居住環境学コース

講座の紹介

本講座は、豊かで健康的な人間生活の営みを保障する居住環境の形成を目指し、現代の社会的要請に応え、生活者の視点に立脚した居住空間デザインの教育と研究に取り組んできました。本講座に対する今日の社会的要請は、人口減少・少子高齢社会に対応した課題解決に焦点を移し、地球環境問題が深刻化するグローバル社会のなかで、持続可能な居住システムを再構築することです。
このような基本認識のもと、住宅・建築ストックの再生・活用に資する技術やマネジメントシステムの構築、ならびに多様な居住ニーズに対応する安心安全な居住空間の創造の2つの教育研究の課題に取り組んでいます。

これらを実現するために、住環境の省資源・省エネルギー・長寿命化・耐震化などに関する要素技術を開発するとともに、建築ストックのリノベーションにとどまらず、地域再生につなげるコミュニティ計画を構築します。また、定常型社会に対応する居住スタイルを構想するとともに、高齢者や障がい者なども利用できる人にやさしいユニバーサルな住居・施設計画や地区の計画、さらには防災安全計画などの分野へ展開していきます。その際、物的な居住空間計画については基礎研究に基づいたデザイン構築を重視します。加えて、マネジメントにもう一つの研究の軸足を据え、建築・地域資源活用型のサステイナブルな居住環境の構築を目指しつつ、これらの多様な分野を融合的に展開します。

以上のように、人間の生活とフィジカルな環境との相互関係における諸問題を研究してきた実績を発展させ、人間の生活の根幹をなす「居住」に軸を据えて、居住環境をめぐる「居住生活学」、「居住システム学」、「居住空間計画学」、「居住空間設計学」、「居住福祉設計学」、「居住空間構造学」、「居住環境工学」、「居住安全人間工学」の8分野を柱とする教育研究を行っています。

このような研究教育体制によって、総合科学としての生活科学の視点に立った研究者及び建築士、プランナー、行政担当者などの高度な実践的専門家、高等教育の教育者などの人材育成を行っており、特に建築士については、一級建築士受験資格における実務経験を付与できるインターンシップを含めた教育プログラムによって専門的教育を行っています。

 

生活科学研究科で取得できる資格

  • 中学校・高等学校教諭専修免許状(家庭)
  • 公認心理師(受験資格)
  • 栄養教諭専修免許状
  • (財)日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士(受験資格)

※資格・免許を取得するにはそれぞれ条件があります。

教員紹介

専門分野:居住環境文化学 居住環境工学 居住環境材料学 居住安全人間工学 居住空間計画学 居住生活学 居住空間設計学 居住福祉設計学

役 職 氏 名 研究テーマ 前期博士課程入試
専門科目名
後期博士課程入試
専門分野名
教授 永村 一雄 温熱環境と省エネルギーのための最適計画 居住環境工学 居住環境工学
教授 岡田 明 生活機器・環境設計のための人間工学的研究 居住人間工学 居住安全人間工学
教授 森 一彦 福祉環境デザインに関する研究 居住福祉計画学 居住福祉設計学
教授 渡部 嗣道 住宅保全方法および新構法の研究 住宅構工法 居住空間構造学
教授 小伊藤 亜希子 子ども・家族の住生活に関する研究住生活学 住生活学 居住生活学
教授 松下 大輔 行動計測に基づく設計方法 居住空間設計学 居住行動科学
教授 瀧澤 重志 情報・数理と居住空間の関係の探求 居住システム学 居住システム学
教授 中野 茂夫 建築都市空間に関する計画学的研究 都市計画学 居住空間計画学
准教授 上田 博之 高齢者住居および住居人類学に関する研究 住居人類学
准教授 酒井 英樹 環境材料に関する研究 居住環境材料感性学
准教授 小池 志保子 住空間デザインの研究 居住空間意匠学
准教授 福田 美穂 生活空間の史的研究 居住文化史
准教授 ファーナム クレイグ 空調設備と熱的快適性に関する研究 建築設備
准教授 生田 英輔 居住環境の防災・安全に関する研究 居住安全人間工学
講師 岡本 滋史 木造建築の構造性能に関する研究
助教 西岡 基夫 生活弱者を中心とした機器・環境に関する研究
特任教授 宮野 道雄
特任助教 王 飛雪 多世帯居住、歴史的町、観光